心に栄養・ストレス解消!お勧めのミュージカル”11選”

ミュージカルの魅力は、物語と音楽の融合です。

シーンに合わせた曲を演者が歌い上げる事で、演者の表現する感情はより一層引き立ち、見る者の心を揺さぶります。

もし興味があれば、一度是非この世界観を体感してみてください。

ストレス発散、心の栄養補給になります。

ミュージカルの世界

ミュージカルの醍醐味は何といっても、
非現実を楽しむエンターテインメントで、メロディーと表現で作り上げるエネルギー溢れる世界観です。

老若男女楽しめる遊園地みたいなものだと思っています。

忘れかけてたドキドキ感や切なさ、湧き上がる力強さを感じられ、他では味わえない高揚感に包まれます。

映画になっているものもあり、自宅でも手軽に観ることもできるので
ストレス発散に、一度体感してみてはいかがでしょうか。

ライオンキング

引用元: https://www.disney.co.jp/music/concertmusical/AVCW-12851.html

ダイナミックな舞台装置や歌に鳥肌が立つほど魅了されます。

幕が開いたと同時に、一気に引き込まれ、息をするのも忘れるほど衝撃を受け、涙があふれ出てきました。

ここまで見事に、壮大な雰囲気を作り出せているこの舞台は、素晴らしい!の一言です!

ストーリーは分かりやすいので、子供から大人まで楽しめる作品です。

映画にもなっており、歌もとても良いのでお勧めですが、
やはり舞台で観るのがお勧めです!

<ストーリー>

動物たちの王国プライド・ランドを舞台に、百獣の王として生まれたシンバの冒険が描かれています。
父王ムファサの死の真相は?
仲間のお陰で、「過去は変えられないからこそ、それと向き合い乗り越えねばならない」と心に決めたシンバは国を救えるのか。
仲間とのやり取りにも泣かされます。

キャッツ

引用元: https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=47564

「しなやかなダンス、パワフルな歌声、あちこちにある仕掛けにドキドキ!」 するミュージカル。

客席も合わせて全体がキャッツの世界観で覆われていて、他では味わえない演出できらびやかな印象です。

登場するのは24匹の個性豊かな猫のみ。
人間が一切出てこないという発想の新しさと、ミュージカルの原点といえる激しいダンスと美しい歌が『キャッツ』の魅力。

専用劇場という猫たちの〝アジト〟を舞台に繰り広げられる一夜の物語は、私たち人間社会の縮図であり、生きていく上での「救い」の物語でもあります。

生きていること全てへの賛歌、素晴らしいミュージカルです。

<ストーリー>

夜の空き地に猫たちが集まって、“ジェリクルキャッツ”と呼ばれる「特別な猫」を選出する年に1度のお祭り。
様々な猫が「ジェリクルキャッツはこの俺だぜ!」という具合に自己アピールをします。それをみんなで見守って、長老がジェリクルキャッツを選出し、天上(選ばれた者しか行けない世界)へ連れてゆきます。さあ、選ばれるのは一体誰だ!?

オペラ座の怪人

引用元: https://eiga.com/movie/1140/

とにかく楽曲が美しく素晴らしく心震えます。

美術、衣装、小道具 もとてもゴージャスで、本当にパリ・オペラ座の舞台を観ているよう。そんな気にさせられます。

ときに甘美に、ときに激しく、妖しく切ない愛の物語を描き出します。それはまるで魂が奪われるような陶酔のひととき。 切ない歌声にしびれます。

観れば観るほど、胸がキュンっと締め付けられ、ゾクゾクして、私が一番好きなミュージカルです。

映画にもなっており、舞台より分かりやすいと思います。
クリスティーヌも美しくぴったりな印象で、少女から大人の女性に変わってく様子もよく分かり、映画版もかなりお勧めです!!!

<ストーリー>

19世紀後半パリ・オペラ座の地下には人知れず音楽の才能豊かな怪人が住み着いていた。醜く生まれついた怪人は、母親からも誰からも愛された事はなかった。
怪人は、若いコーラスガール のクリスティーヌに恋をし、姿を見せずに闇から語りかけ、音楽を教え、 彼女をスターダムに押し上げようとします。

クリスティーヌは、 幼ない時に孤児となったこともあり、怪人を音楽の天使と心の支えにして慕い続けてきた。

しかし、手塩にかけて育てたクリスティーヌは幼馴染のラウルと恋仲になります。
怪人は嫉妬し、復讐を誓います。

そして運命の夜、クリスティーヌとラウルは、まるで導かれるように、恐ろしい事件に飲み込まれていきます。
オペラ座の地下で、闇を支配する怪人と対峙したラウルが目にした、想像を絶する光景とは?そして怪人とクリスティーヌの真実とは?

ハウ・トゥ・ーサクシード
-努力しないで出世する方法-

引用元: https://stage.corich.jp/stage/3291

明るく楽しく軽い 、痛快なサクセス・コメディ

いつも活発でやる気に満ち溢れている フィンチ とハイヒールと口紅の似合うキャリアウーマンの 恋人ローズマリー。
2人の華麗な歌やダンスを通した 軽快なやりとりが見所です。

オフィスでの日常のひと時 がミュージカルによって非日常化されていて、そんな馬鹿な。といった面白さもあります。

映画化もされており、日本でも「努力しないで出世する方法」という名でヒットしました。

<ストーリー>

窓拭き係の青年フィンチは、携帯メールマガジン“努力しないで出世する方法”を指南書に、出世を目指す一大決心をする。
NYの大企業ワールド・ワイド・ウィケット・カンパニーのドアをくぐった彼は、あの手この手で出世街道まっしぐら。
公私ともに順風満帆かと思いきや、意外なところにとんだ落とし穴が!?最後に彼を待つのは社長のイスか、転落か、はたまた……!? 

シェルブールの雨傘

引用元: https://eiga.com/movie/54203/

この映画の特徴は。全編を通して流れる甘く切なくやや荘重な音楽にセリフをのせていること。

さらにカトリーヌ・ ドヌーブ のかわいらしさと、画像の色使い。
ファッションやインテリアとの兼ね合いも美しく、絵画のようでうっとりします。

その中でも、オープニングの傘の乱舞が見事。
映像と音楽の魔術にかかったまま、物語に誘われます。

ラストの5分に胸が締め付けられ、このラストを描く為の映画かなと思えるほど印象に残るシーンです。

物語の前半は、ピンクやオレンジ・中盤はブルーや白・ラストでは白と黒を基調とし、人生を色でも表している所も、面白いです。

私は、この映画が大好きで、セリフを覚えるくらい観ています。

<ストーリー>

自動車修理工の青年ギイと傘屋の娘ジュリビエーブは結婚を誓い合った恋人同士。
しかし徴兵礼状によって引き裂かれてしまい、2人の未来が大きく変わっていくラブストーリーとなっています。

ラストの彼女の問い掛けは反語のようにも聞こえ、愛を貫く事の大切さとその難しさを語りかけているように思えます。

全編・前登場人物が歌でセリフを繋げるという、ミュージカルの中でも異色な作品です。

エビータ

引用元: http://bunkacenter.himeji-culture.jp/jigyo/20190912shiki.html

『エビータ』は、アルゼンチン大統領夫人となった実在の女性、エヴァ・ペロン(愛称エビータ)の33年にわたる生涯を描いたミュージカル。

すべての台詞は歌唱で行われ、楽曲が素晴らしいのが最大の特徴 。

お金や力のある男性の愛人となり、その男性をとっかえひっかえ、 大統領夫人となり、地位を上り詰めていく力強さに圧倒されます。

人によって悪女や聖女に見える 野心の根底にあるものは、社会の不公平さ、理不尽さに対する「怒り」だったのではないでしょうか。

映画版では、マリリン・モンローが熱演しており、とてもお勧めです!

<ストーリー>

アルゼンチンの片田舎で私生児として生まれたエバは、首都ブエノスアイレスで女優となり、政治家ペロンに対する弾圧を非難し後に結婚。
ペロンの大統領当選によって22歳で大統領夫人となる。
ヨーロッパの上流階級に成り上がり者として蔑まれた屈辱をバネに、国内の貧困層の生活改善に尽力し、エバは「エビータ」の愛称で慕われる。
33歳で死去。 エバの早すぎる死はペロン政権に大きな打撃を与えた。
アンドリュー・ロイド・ ・ウェバーの音楽に乗せて歌う、夢と哀愁に満ちた薄幸のシンデレラ物語。

ウエストサイドストーリー

引用元: https://spice.eplus.jp/articles/233264

歌・ダンスは元祖ミュージカル映画と言われるだけあって、素晴らしく、 誰もがどこかで聞いたことのあるような様々な曲も 。

力強さの中にバレエのようにキレのあるダンスに胸が高まります。

2人が出会う場面は映画史に残る名シーン。

ストーリー自体はロミオとジュリエットをなぞっているので、ラストシーンは悲しみと虚しさがありますが、一筋の強さと光を感じることができます。

映画版でも楽しめる作品だと思いますが、やはり舞台だと一体感を感じられ、ダンスと歌に痺れます!

<ストーリー>

第34回アカデミー賞10部門受賞のミュージカル映画。
ニューヨークのウエスト・サイドで対立するジェット団とシャーク団。ジェット団の元リーダー・トニーとシャーク団のリーダーの妹・マリアが恋に落ちてしまい……。

マンマミーア

引用元: https://www.looktour.net/Musical/NewYork/MAMMAMIA2

非日常的な南の島に、非日常的なストーリー、
そしてABBAのノリノリな曲、普段の忙しい日常を忘れたい人にはスカっとしておすすめ。

ストーリーは、 時々、ん?ってなるけど、それらを吹き飛ばすパワーがあり、とにかく楽しい気持ちになります。

母と娘のホロっと泣けるシーンも良いし、何より最初から最後までバカンス気分でサラッと観れる作品です。
劇団四季では、最後に客席も立って皆で踊ります。

映画版は、母親役のメリルストリープ が熱演しており、こちらも多変おススメです。
私は元気をもらいたい時、かけ流しにして観ています。

<ストーリー>

エーゲ海に浮かぶギリシャの美しいリゾート、カロカイリ島。この島で小さなホテルを経営するドナの一人娘、ソフィは結婚式を控えており、3通の特別な招待状を投函した。
ドナのたっぷりの愛情を一身に受けながらも、父親を知らずに育ったソフィは「パパと一緒にヴァージン・ロードを歩きたい!」という秘かな夢があった・・・。

レ・ミゼラブル

引用元: https://www.tohostage.com/lesmiserables/

革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた大作で、 観る方もとにかく力が要ります!

勇気を貰える、力強い作品で、楽曲の素晴らしさも抜群!心が揺さぶられます。


いつの時代でも立ち上がるべき時に立ち上がらなければならない。じゃないと一生状況は変わらない。

映画版も見応えが十分あるのでお勧めです。

<ストーリー>

貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。

1815年、ジャン・バルジャンは、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。
1823年、 『マドレーヌ』と名を変え 、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。
そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。

悲しい革命からときが経ち200年程。こんな世界があったとは今では想像すらできません。

エリザベート

引用元: https://www.tohostage.com/elisabeth/elisabeth2019/

少女漫画の要素も備えた、死という抽象的な存在が、人間を愛してしまう。 という独特の世界観が面白いです。

最初に見た時は、雰囲気に圧倒されましたが、楽曲が素晴らしく、一気に引き込まれました。

エリザベートの生き方には賛否両論ありますが、
宮廷での息苦しさを払いのけ自分の生き方を決心して歌った「私だけに」という曲は、神々しさを感じ、その美しさに魅了されます。

<ストーリー>

長きにわたりヨーロッパに君臨したハプスブルク帝国期19世紀後半のオーストリアを舞台に、バイエルン国王の次女として自由な環境で生まれ育ったエリザベートの半生。
偶然にも皇帝フランツ・ヨーゼフ1世から見初められ、16歳でヨーロッパ宮廷随一と謳われる美貌のオーストリア皇后となる。
伝統と格式を重んじる宮廷との軋轢の中で苦しみ、やがてウィーンを離れヨーロッパ中を流浪する日々を送り、暗殺された皇妃エリザベートのベールに包まれた半生を、彼女につきまとい誘惑する「死」という架空の存在を通して迫る。
これを以って中央ヨーロッパにおける帝国支配の終焉と新時代の萌芽を描いた作品。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする