肩甲骨の間にある筋肉がうまく使えていないと、体幹の動きが制限されて、肩こりや猫背、頭痛の原因にもなります。
肩甲骨は意識して動かさないと、凝り固まっていしまいがちです。
でも、何も難しいことをする必要はなく、日常的に少し意識するだけで十分効果が期待できます。
仕事の合間や、お風呂上がりなど、ちょっとした時間に出来る簡単なストレッチをご紹介します。
Contents
肩甲骨とは
肩甲骨(けんこうこつ)は、背中の肩周りにある骨のことを指し、腕と脊柱(背骨の繋がり)を結ぶという役割を担っています。
肩甲骨は上腕骨と鎖骨に関節しているため、腕・首を動かす時は肩甲骨も自然と刺激されます。
肩こりがとれないのは
肩や背中をマッサージでもみほぐしても、凝りが解消しない人は多いのではないでしょうか?
肩こりの根本的な原因は、外側に開いたまま、動きが悪くなった肩甲骨まわりの筋肉にあります。
肩甲骨は本来背中の上部、胸の真後ろに位置し、自由に動くのが理想的です。
肩甲骨が凝り固まる原因
・長時間のパソコン、スマホ
・ 荷物をいつも同じ側で持つ
・ 片方の足に重心をかけて立つクセ
・ 心的ストレスが溜まると、肩が内側に入り背中が丸まってしまう
肩甲骨が固まってしまうと起こる症状
・肩こり
・頭痛
・猫背
・顔のたるみ
・腹筋が弱くなる
・めまい
・自立神経の乱れ
・血行不良
・背中に脂肪がつきやすくなる
・呼吸が浅くなる
肩甲骨ほぐし簡単ストレッチ
①タオルで肩甲骨を寄せる
①椅子に腰かけ、両手でタオルを肩幅くらいの長さに持つ
②両腕を伸ばして、 頭の真上に タオルを真っすぐ上げる
④頭の後ろを通すようにしてタオルを下ろす
②肩甲骨を広げる
①胸の前で、大きなボールを抱えるように両手を組む
②背中を後ろに引いて丸める
③肩甲骨をほぐす
①両手を後ろでつなぐ
②背筋を伸ばしながら、斜め上を見る
③そのまま上体を前に倒し、動く範囲で腕を上下左右に動かす
④肩甲骨を回す
①両手を肩にのせる
②肘で大きい円を描くように前に回す
③反対(後ろ側)にも回す
仕事の合間に肩こり解消!おススメ簡単ストレッチ
肩が凝ったな。と感じた時に行うと効果的です!
◆肩甲骨ほぐし①
①手のひらを内側に向けてバンザイする
②手のひらを外側に向けながらガッツポーズ
◆肩甲骨ほぐし②
腕を上げると痛みが出る方は、こちらを行ってください。
①両手をひざの上にのせて座る
②ひじを後ろに引いて手のひらを上に向ける
◆肩すぼめ
①肩を上に持ち上げる
②一気に力を緩めて、肩をストンッと落とす
まとめ
痛みを感じたりしたら無理せずに、ゆっくりストレッチするのが良いです。
どれも、手軽に出来るものばかりなので、思いつたときに行ってみてください。