汗の臭い対策!制汗剤の種類&特徴は?生活の”4つ”の注意点

汗の臭いが気になるからと、むやみに制汗剤を重ね付けしたり、柔軟剤でごまかしていませんか。

それでは、香りと汗の臭いが混ざってしまい逆効果にもなりかねません。

制汗剤の正しい使い方や、食べ物や生活習慣の注意点をもう一度確認してみましょう。

制汗剤の”2つ”の正しい使い方

①清潔な状態にして使う

今の制汗スプレーは菌の繁殖を防ぐことでニオイがするのを防いでいます。

清潔にした菌のいない状態で使うのが効果的なので、必ず濡れたタオルなどを使って汗を拭きとってから使いましょう。



② 無香料のものを使う

最近では、柔軟剤やシャンプー、ボディーソープ、ハンドクリームなど色々なものに香りが付いているので、知らないうちに混ざり合って悪臭にもなり兼ねません。

「香害」という言葉も聞かれますので、無香料のものを使う方が安心できます。

制汗剤/デオドラントの種類と特徴

スプレータイプ

スプレータイプは、わき以外にも広範囲に使える便利さと冷却効果でサッラと感が魅力です。

ただし肌への密着度は低く、外出先で使うには、シューっという噴射音が気になるといった点も。

ロールオンタイプ 

つけたい場所にロール部分を直接当てて、ムラなくたっぷり塗れる点と、塗ったあとに白残りしないのがメリットです。

エタノールを多量に含むため清涼感に優れるものが多く、制汗効果を感じやすいです。
乾くまでに少し時間がかかるという点も。

スティックタイプ

肌にしっかり密着するため、ニオイのもとになる汗をしっかり抑えてくれます。

持続効果の高いものも多く、朝塗るだけで1日中効果が持続するものもあります。

脇の毛があると、塗りにくい点も。

クリーム・ジェル・ウォーター タイプ

必要な分だけ手にとり、しっかり塗りこむことができるので、肌に密着し、 汗で落ちることが少ないため、持ちがよく 高い効果が期待できます。

汗を止めるよりも、臭い対策に効果的ですが、清涼感が少なく、手が汚れてしまうという点も。



シートタイプ 


汗のベタつきやニオイをしっかり拭きとれるのがシートタイプ。
携帯して、汗を拭きとってから他の制汗剤を使うのが良いです。

ただし、アルコール(表示名称:エタノール)や清涼感の強いメントール、カンフルなどが含まれてているものは、肌の弱い人には注意が必要。

ストーンタイプ

抗菌作用のある天然成分「焼ミョウバン」がニオイを元から防いでくれるだけでなく、毛穴を引き締めることで汗を抑えてくれるスティックタイプの制汗デオドラント。

無香料、無着色、防腐剤なし

石の部分を水で濡らしてから使用するため、少し手間がかかる点も。

インナーや洋服に、直接かけるタイプ

衣類に直接スプレーして、カラダから発生するニオイを衣類が消臭してくれます。

直接皮膚につけるものではないので、肌を傷めたりすることがなく使えます。

制汗剤は汗腺にフタをして、本来分泌されるべき汗を閉じ込めるので、負担がかかる為、時々こうした物を使って休ませると良いです。



制汗剤の正しい付け方

①しっかり汗を拭きとる
日中など洗えない場合は、除菌タイプのシートを使って、汗をかいたらこまめにふき取りましょう。

②制汗剤をつける
・汗の量を抑えたい場合・・・スプレータイプ
・臭いを抑えたい場合・・・塗るタイプ
・臭いと汗を抑えたい場合・・・ストーンタイプ+スプレー

③つけ方
湧き全体と、脇の斜め上(内側)部分もしっかり広めにつけましょう。
(腕を上げた時にくぼみができる部分です)

生活の上での”4つ”注意点

運動をしてこまめに汗を流す

適度な汗は肌表面の汚れやニオイの元になる菌を洗い流す作用もあります。
意識的に運動してしっかり汗を出し、発汗力を高めるようにしてみましょう。
デトックスしやすい代謝の良い体づくりが出来ます。

睡眠不足

睡眠不足は自律神経の乱れの原因となり、疲労がたまって乳酸が増えると臭いを発生する原因となります。

質の良い睡眠を十分に取る事もとても大切です。

ストレス

ストレスが強いと、ホルモンの影響で皮脂腺の働きが活発になり、皮脂が増えます。

同時にストレスは活性酸素を増やすので、この2つが結びつき、皮脂が酸化して「加齢臭」と同じようなにおいが発生しやすくなります。

食べ物

「汗臭さ」というのは皮脂腺から分泌された皮脂が雑菌と混ざることによって起こります。
特に皮脂は、食品からの影響を受けやすいと言われています。

野菜や食物繊維、豆類などを食べて腸内環境を整えることも大切です。

「腸内環境を整える食事」について詳しい記事はこちら⇒⇒⇒https://yuzu39.com/chounaikankyou/

揚げ物や脂っこいもの

脂質は体内で酸化しやすく、この酸化脂質が加齢臭などの原因になると考えられます。

肉類の食べ過ぎ

肉類の食べ過ぎも体臭の原因に。
肉類の中に含まれる栄養素のタンパク質は、分解される過程でアンモニアに分解されます。

肉類ばかりで野菜が不足していると、腸内環境が乱れて悪臭の原因となります。

アルコールのとりすぎ

お酒の飲みすぎも、体臭の原因になることがあります。
アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解されますが、これがニオイの原因になります。

糖質制限のしすぎ

ダイエットなどで偏った食生活をしていると、体臭の原因となることもあります。

厳しい糖質制限は、エネルギーを合成する際に体内に蓄積している脂肪を肝臓で分解する際に発生するケトン体が、ケトン臭というツンと鼻につくニオイの原因になります。



まとめ

汗は、本来無臭ですが、アポクリン腺から出たものは皮ふ表面でにおいを発するものに変わります。

汗をかいたらそのままにせず、こまめに拭くように心がけましょう。

そして、生活習慣の見直しや、水分補給も大切です。




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