自律神経が整う「呼吸瞑想」とは?不安やストレスの緩和におすすめの呼吸法

不安になると、それを乗り越えることで頭がいっぱいになり、周りが見えなくなってしまいがちです。

「瞑想」は、脳の海馬や扁桃体に影響を与え、不安やストレスを軽減させることが明らかになっています。

瞑想にはさまざま種類があり、“動く瞑想”ともいえるのがヨガや太極拳です。

今回は、座ったまま呼吸を使って行う「呼吸瞑想」をご紹介します。

手軽にいつでも行えますので、ぜひ体験してみてください。

呼吸瞑想とは

「呼吸瞑想」とは、 呼吸に意識を向け 、心を”今”に向けた状態にすることで、呼吸を整え精神を安定させます。

私たちは、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。

「呼吸瞑想」を覚えて、自分の息に意識を向け、心を安定させるトレーニングをしましょう。

呼吸瞑想の効果

・脳の休息
・自律神経を整える
・疲れにくくなる
・集中力が増す
・イライラや不安の緩和
・ 緊張下でも冷静でいられるようになる
・ 安定した睡眠
・外傷など痛みのコントロール
・第三者への理解や共感力強化
・ 免疫力強化

呼吸瞑想のやり方

1.背筋を伸ばして座る。目は軽く閉じるか、薄く開けておく

2. 息を吸ったときに、おなかや胸がふくらむのを感じ、心の中で「膨らみ、膨らみ」という。

呼吸はコントロールせず、そのとき一番したいように呼吸する。


3. 息を吐いたときに、おなかや胸がちぢむのを感じ、心の中で「縮み、縮み」という。

~ポイント~

① 鼻で呼吸して、呼吸に意識を向ける
鼻の粘膜の繊毛がウィルスや細菌、埃などの異物が身体に入りこむことを防いでいます。

②呼吸している間、雑念が浮んできても気にせずに浮ぶままにまかせ、自然に消えるのを待ちましょう。

③一日10分くらいから初めて、気が付いたときに行うと良いです。



まとめ

安定した強い心を持てるようになると、日常の中のちょっとした出来事に幸せを感じられたり、物事の良い面に着目できるようになります。

より幸福度の高い人のほうが物事をプラスに考えることができ、健康で長生きすることができるとされています。

それほど、人にとって心のコンディションは大切なのです。

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