花粉症は、人体にとっての異物が体内に侵入するのを防ごうとして、 くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、目のかゆみや充血などの症状をひき起こす、アレルギー性の病気です。
今まで何ともなかったのに、突然花粉症の症状が・・・
と言う方もいらっしゃるのでは?
でも、花粉症の症状が出てしまっても諦めないでください。
日頃から栄養バランスのよい食事を摂る事を基本として、
免疫機能を調えたり、アレルギー症状を和らげる献立で体質改善を目指しましょう!
Contents
花粉症対策はバリア機能を高めて体質改善!
花粉症は、 外界の刺激物が体内に侵入しないように防御する体の働き(バリア機能)が低下する為に、症状が出やすくなります。
このバリア機能の働きを上げるには、腸内環境を整えることが重要です!
「バリア機能」と大腸には密接な関係があると言われています。
腸内環境を整えると栄養をバランスよく吸収しやすくなり、
・免疫力アップでアレルギー症状を抑える
・ 便通異常や太りやすさなどの改善
・体力がつく
などの体質改善につながるのです。
花粉症対策は腸内環境を整えてバリア機能アップ
腸内環境を整えるには食事が重要で、
まずは、規則正しい生活リズムを送ることから始めましょう!
花粉症対策には朝食でリズムを整える
1日のうちで最も大腸の働きが活発になるのは、朝の時間帯です。
腸内環境を整えるためには、朝食を毎朝同じ時間に食べることで体のリズムを整えやすくしてくれます。
そして、起きたらまずは白湯を飲むようにすると、大腸の働きが促されて、排便しやすくなります。
花粉症対策には夕食は寝る3時間前までに
朝の大腸の活動をスムーズにするためには、夕食の時間帯も重要。
寝る3時間前までに夕食を済ませることで、腸内のリズムが整いやすくなります。
遅い時間に夕食を取ると胃腸が夜遅くまで活動して睡眠時になっても休まらず、腸内環境が改善されにくいので注意 。
花粉症対策におススメの食べ物”6選”
◆牛レバー・ささみ
牛レバー、ささみには免疫機能を調えるビタミンB6が多く含まれています。
◆柑橘フルーツ
香酸カンキツ果実 には、ナリルチンというフラボノイドの一種が多く含まれており、その成分がアレルギー抑制に効果的だといわれています。
香酸カンキツ果実の中でも「じゃばら」という果物は、特異的に多く含まれています。
柑橘類1個のナリルチン含有量を比較すると、
スダチ 16mg
温州みかん 46mg
ナツカン 75mg
イヨカン 224mg
じゃばら 882mg
◆青魚
サバなど青背の魚やうなぎなどに多く含まれるIPA・DHA は 、免疫の働きを正常にし、アレルギー症状を抑える働きがあると言われています。
◆ヨーグルト
ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌(乳酸菌の一種) は、免疫力UPだけでなく、起きてしまった過剰な反応を落ち着かせる(症状を緩和させる)と言われています。
◆お茶
お茶に含まれるカテキン・ポリフェノールという成分が、アレルギー症状を緩和するといわれています。
中でもおススメなお茶をご紹介します
●てん茶
アレルギーの原因物質であり、かゆみ・くしゃみ・鼻水などの刺激をもたらす「ヒスタミン」の過剰分泌を抑える働きがあると言われています。
また、「シクロオキシゲナーゼ」という炎症反応をもたらす酵素の働きを落ち着かせる効果も期待できます。
●べにふうき茶
メチル化カテキンが多く含まれ抗アレルギー効果があることに注目され ています。
ポリフェノールの中でタンニンのストリクチニンという物質も含まれており抗体の変換などを抑えます。
そして、茶カテキンは炎症物質であるヒスタミンの放出を抑える効果と活性酸素消去作用によって鼻のアレルギー症状などが緩和されます。
●ルイボスティー
ルイボスティーに多く含まれているフラボノイドは、アレルギー疾患、癌、糖尿病、炎症、頭痛、ウィルス感染、胃潰瘍、歯周囲炎などに良いと言われており、アスピリンなどの鎮痛解熱作用を始め、ステロイド剤のように広い作用を持ちます。
●シジュウム茶
シジュウムは、アレルギー疾患緩和剤の国際特許取得植物です。
鼻水、くしゃみなどの辛いアレルギー症状の要因となるヒスタミンなど化学物質の働きを抑制し、アレルギー症状を緩和する作用が期待出来ます。
免疫細胞についてもバランスを整える効果があるとされ、普段から継続的に飲むことでアレルギー症状の緩和を狙えます。
●ハトムギ茶
アレルギー制御、抗菌、抗ウイルス作用があるといわれており、花粉によるアレルギーのほか、アトピー性皮膚炎にも効果が期待出来ます。
ビタミンやミネラルも豊富なので健康にもよいとされます。
◆えごま油
えごま油に多く含まれるα-リノレン酸 は、体内でアトピーなどを抑制するホルモンを作るなどの体質改善に期待できると言われています。